今後の消費者金融についての展望をお話します。
数年前から「○○銀行系」、「○○銀行グループ」の消費者金融という文字を目にします。
これは、銀行にとって、
1.消費者金融がお金を借りてくれるとても良い客であること
2.消費者金融が銀行にはないノウハウを持っていること
というアピールになる為です。
また、消費者金融にとっては、銀行の名前が入ることで、借り手側になんとなく安心感や信頼感を高める効果をもたせることができるという、お互いの思惑があるからです。
ですが、貸金業法改正により、この関係は少しずつ変化しています。
銀行によっては、「当初の思惑どおりのメリットがあるのかどうか」、消費者金融との距離の取り方を考え直している所もあります。
貸金業法改正の話が出た時、消費者金融側は、この改正が行われたら貸し出し時の審査が厳しくなり、消費者金融からお金を借りられない大勢の人がヤミ金融に走るだろう、と主張しました。
しかし、多くの学識者は、安易にそのように考えてはならないと言っています。
それは、消費者金融からの借金がスタートとなり、その返済ができずにヤミ金融に手を出した人が少なくないからです。
消費者金融の規制と平行して、ヤミ金融撲滅のための法整備や取締りも強化されています。 消費者金融もお金を貸して利益をあげている会社です。
まずは、借り手側が「お金を借りる」ことについて再度考え、安易な借り入れをなくす意識を持たなければ、消費者金融が主張する結果になる場合があるかもしれません。
多重債務に陥った多くの人は、安易な借り入れがスタートになっています。
そして金融庁は、貸す側も借り手が安心して利用できる貸金市場を目指すべきという政策を掲げており、消費者金融側も生き残りをかけ、その努力をする必要があるでしょう。
・クレディア倒産
消費者金融大手のクレディアが、2008年5月22日に倒産しました。
クレディアと同様に消費者金融機関は、大手企業も中小企業も、このように過払い金の返還などで、経営が非常に弱体化しております。
詳しくは、クレディア倒産に関する詳細ページへ
・おまとめローンの罠
「おまとめローン」とは、ある金融機関から、現在負担している借金の総額に相当する金額の融資を受け、その融資されたお金で現在負っている借金を返済して、融資を受けた金融機関のみの返済にまとめることを言います。
詳しくは、おまとめローンの罠に関する詳細ページへ
・おまとめローンと債務整理の比較
おまとめローンよりも債務整理を選択した方が、あなたにとって有利な場合があります。
詳しくは、おまとめローンと債務整理の比較に関する詳細ページへ
・今後の消費者金融
今後の消費者金融についての展望をお話しいたします。
詳しくは、今後の消費者金融に関する詳細ページへ
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